ヒトリゴト

2026-02-04 11:37:00

人見知り

先日、竣工から約2年が経過した兼平町のお宅へ伺ってきました。

外は刺すような寒さの日でしたが、一歩足を踏み入れると室内は「床下エアコン」の効果でポカポカ。薄着でも過ごせるほど快適な空間が広がっていました。

こちらに伺う際の楽しみの一つが、ご主人が淹れてくださるこだわりのコーヒーです。

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コーヒーをいただきながら、最近の建築費や金利の上昇など、これからの家づくりを取り巻く現実的なお話もしました。そんな中で、ご主人がふと漏らした言葉がとても印象的でした。

「自分は人見知りだと思っていたけれど、家づくりを通じて『人と深く交流するのが実は好きなんだ』と気づいたんです」

今では、こだわりのコーヒー豆を購入しに行ったり、そのお店の店主と話をしたりする時間もとても楽しいのだそう。家づくりという大きなプロジェクトをやり遂げたことで、新しい世界へ違和感なく踏み出せるようになったというお話は、私にとっても大きな発見でした。

「人見知り」だからこそ、大切にしたいこと

実は、何を隠そう私自身もかなりの人見知りです。

だからこそ、カモノハシ工務店ではお客さまと何度も密に打ち合わせを重ねるスタイルを大切にしています。人見知り同士(?)、お互いの想いをじっくりと通わせるプロセスがあるからこそ、納得のいく「いい家」が完成するのだと信じているからです。

便利な時代だからこそ「手仕事」を

今の時代、AIなど便利な道具はたくさんあります。 しかし、家はどこまでいっても「人の手」で造るもの。現場での細やかな手仕事があって初めて、便利なテクノロジーも活きてきます。

そして何より大切なのは、その手仕事の根底にある**「人と人の繋がり」**です。

兼平町のご家族と過ごした温かい時間は、私にとっても家づくりの原点を再確認させてくれる貴重なひとときとなりました。これからも、一軒一軒の出会いを大切に、心温まる家づくりを続けていきたいと思います。