ヒトリゴト

2026-02-19 09:02:00

まめまめしい人

先日、ある小説を読んでいて「まめまめしい人」という表現に出会いました。

実を言うと、私はこれまでこの言葉に少しだけ「器用で世渡り上手な、どこか打算的な人」というネガティブなイメージを抱いていました。「自分はそんなにマメじゃないから」という、一種の嫉妬もあったのかもしれません。

しかし、気になって改めて調べてみると

「まめまめしい」は「忠実忠実しい」と書く

この言葉の漢字は、「忠実忠実しい」と書くのだそうです。 そこに含まれる意味は、単に「こまごまと動く」ということだけではありませんでした。

  • 律儀であること

  • 誠実であること

  • 献身的であること

  • そして、本気で相手に尽くすこと

つまり、小手先のテクニックではなく、その人の「誠実さ」や「真面目な姿勢」そのものを指す言葉だったのです。

家づくりこそ「忠実(まめ)」でありたい

思えば、家づくりにおいて最も大切なのは、この「まめまめしさ」ではないでしょうか。

華やかなデザインや最新の設備、それ以上に重要なのは、住む人のこれからの人生に対してどれだけ「忠実(まめ)」に向き合えるか。見えない構造の部分や、住んの暮らしの細かな変化に、どれだけ「献身的」であれるか。

「世渡り上手」である必要はありません。 ただ、一軒一軒の家、一人ひとりのお施主様に対して、「律儀に、誠実に、本気で尽くす」

そんな「まめまめしい人」でありたい。